あいデンタルメディカルクリニック コラム

生きやすくなる心理学

こころの葛藤から行動変容へ

― 習慣が変えられない人、ぐるぐる思考で悩んでいる人へ ―

追記 2023/12/10

 

習慣を変えたい人へ

何かを「変える」ことへのココロの抵抗を無くすため

 試しに、やってみよう、騙されたと思って

 右手の人ならば、

 利き手ではない左手で、歯磨きをしましょう

両利きだと思えるまで

 誰でもできますよ

もし、出来ないなら、理由は簡単

何かを「変えられない」理由は、2つだけです。

 ・本気で変えようと思っていないだけ

 ・単に、変わるまで続けないだけ

 その他:箸の持ち方、マウスなどあります 

葛藤

仕事・理想・目標・夢など、頑張っているけど上手くいかない時

やらなくちゃ、でも、面倒でやりたくない、 

上手くやりたいけど、失敗したらどうしよう

こころの相反する気持ちが同居しています

このような、葛藤を持っている状態を、

『アンビバレンス(両価性)』と呼びます。

酒、たばこ、ギャンブル、ゲームなど

分かっちゃいるけど、やめられないというのも同じです。

白黒思考

+か-か、できるかできないか、0か100かの白黒思考になっています

この思考は、西洋思想(デカルトの二項対立)、キリストの天使と悪魔に基づいています。

物事を、多面的に、或いは、総合的にみて評価できていません。

視野狭窄になって、ある一面でしか評価していません

肩や脇に力が入っています。

成功には必ず何回ものチャレンジと何回もの失敗がついてきます。

100%の成功はありません。

視野を広げるには

東洋思想的な全体的、直感的な要素を取り入れましょう

やらなくちゃという思い込みを捨てましょう!?

決して、努力を全て捨てるのではなく

これくらいならやってもいいか、にかえましょう

ちっちゃな行動Small stepに変えます

また、物事を多面的に捉えることで、

気づきがあれば、ネガティブでなくなります

 

行動変容を促すための当院のアプローチ

  1. リフレーミング:物事を今と違った見方(枠組み)で捉え治す事
  2. 1.ができないなら、無意識に働きかけましょう

   → 具体的には、呼吸法です(メタ認知:無意識に気づく)

 1.も2.も難しいなら、環境調整です(栄養、睡眠、運動)

ひとりで悩んで悪循環になっているのであれば

人に相談しましょう

              あいデンタルメディカルクリニック高橋一浩