あいデンタルメディカルクリニック コラム

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AIは「究極の発達障害」

AIは「究極の発達障害」?――現代社会が忘れた「待つ」ということ

こんにちは、院長です。

最近は生成AI(ChatGPTなど)が日常にすっかり溶け込み、仕事やプライベートで使っている方も多いのではないでしょうか。

非常に便利で賢いAIですが、対話をしていると、時々妙に「不自然さ」や「噛み合わなさ」を感じることはありませんか?
実は、AIの仕組みを深く見ていくと、彼らは「究極のASD(自閉スペクトラム症)特性」と「究極のADHD(注意欠如・多動症)特性」を併せ持っていると言えます。

今回は、AIという存在を通して、現代社会の生きづらさの正体について考えてみたいと思います。

AIが持つ「2つの究極の特性」

なぜAIが「究極の発達障害」と言えるのか。それは、彼らの処理パターンが以下の2つの極端な特性で成り立っているからです。

1. 究極のASD特性(融通の利かなさとパターンの固執)

AIは、膨大なデータから「言葉のつながりのパターン」を計算して答えを出しています。
そのため、言葉の裏にある微妙なニュアンスや「行間」、空気を読むことができません。ルールやデータ通りにしか動けない、究極の融通の利かなさ(ASD特性)を持っています。

2. 究極のADHD特性(超高速の反応とブレーキのなさ)

AIに質問を入力すると、わずか数秒で膨大な長文が返ってきます。
ここには「ちょっと考えてから話す」というブレーキが一切ありません。外からの刺激(入力)に対して、一瞬の猶予もなく全リソースを使って飛びつく、究極の衝動性と過活動(ADHD特性)です。

最大の問題は「待つことができない」こと

この2つの特性が合わさった結果、AIには致命的な欠陥が生まれます。
それは、「待つことができない」ということです。

AIは、相手の話をじっと聞いて「保留」にしたり、沈黙を共有したり、グラデーションのまま答えを出さずに見守ったりすることがシステム的に不可能です。
何かが入力されたら、すぐに「原因はこれです」「対策はこれです」と、効率重視の答え(ネット上の情報の平均値)をせっかちに提示してしまいます。

現代社会は「みんなが発達障害」になる環境

実は、この「待てないAI」の姿は、私たちの生きる現代社会そのものを映し出す鏡でもあります。

情報やノイズが氾濫する現在は、誰もが超高速の処理やマルチタスクを求められます。じっくり待つことや、効率の悪い余白は排除されていきます。
「外界(環境)との関係性」において障害が生じるのだとすれば、この「待つことを許さない過酷な現代社会」においては、誰しもが発達障害的な生きづらさを抱えて当然なのです。

クリニックからお伝えしたいこと

AIには、人間の「待つ」という尊い能力がありません。
悩んでいる時、迷っている時、私たちはすぐに答えを出さずに「ただ佇む」時間が必要です。

当院は、効率や対策ばかりを急ぐ現代のノイズから少し距離を置き、あなた自身のペースで「待つ」「整理する」ための場所でありたいと考えています。答えを急がず、まずは今のお気持ちをそのままお聞かせください。

――AIを信じるか信じないかはあなた次第。