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麹は食品として食べましょう
麹は食品として食べましょう
結論からすれば、
“昔ながらの食品”として
麹を食べる習慣により
メタボ予防の助けになると考えます。
麹は、
日本では古くから、発酵食品の製造に利用されています。
・味噌、醤油、味醂、日本酒:黄麹菌(Aspergillus oryzae)、
・泡盛 :黒麹菌(Aspergillus luchuensis)、
・焼酎 :黒麹菌、白麹菌(Aspergillus kawachii)
これらの発酵食品は、
消化・吸収を助け、
発酵過程で必須アミノ酸やビタミンB群など多くの有効成分を作り出し、
善玉菌の繁殖を助け、腸内環境を改善します。
紅麹は
紅麹菌(ベニコウジカビ/Monascus属カビ)を
米に植菌して発酵させたもので、
食用色素や健康食品として広く利用されています。
沖縄の伝統食品である豆腐ように用いられ、鮮やかな紅色です。
但し、紅麹菌の中には、
人体への腎毒性が有るカビ毒シトリニンを生産するものが存在するため、
ヨーロッパでは、
紅麹由来のサプリメント中のシトリニンの基準値は
100μg/kg以下に規制されています。
しかし、日本、台湾、中国において食品用途に使用されている
紅麹菌3種(M. pilosus(日本)、 M. purpureus(中国)、M. ruber(台湾))について、
ゲノム解析を行うと、
カビ毒シトリニンを生成しないことが分かっています
https://research.kobayashi.co.jp/material/benikoji/benikoji_report03_1.html
現時点では、シトリニンが原因なのかは分かりません。
2人の方がなくなっているので
原因究明されることが望まれます。
但し、今回の厚労省の動きはあり得ないくらい迅速です。
こういう場合は、警戒しないといけません。
食品衛生法の改正で、
梅干しや漬物の製造が
届け出制から営業許可の対象に変わり、
おばあちゃんの味が存亡の危機に瀕していますよね。
健康増進に有用な伝統的な日本の食べ物に対する
規制をしかけてくることが予想できます。
厚労省は小林製薬の責任は追求するが
ワクチン被害の責任は追求しません。