生きやすくなる心理学
情報化社会と、こころの不安
情報とは
コミュニケーションの語用論的にみると、情報には必ず命令が含まれています。
情報量が多ければ多いほど、多くの命令を受け
人はコントロールされ身動きが取れなくなります
情報は人の思考や行動を制約します(選択肢を狭める)
量の問題:急激な情報量の増加
現代は、情報化社会といわれて久しいです。
一説によると、現代の我々が1日に得る情報量は、江戸時代の1年分と言われます。
質の問題:
真実以上に、嘘が多い。更に、なんでもデジタルで加工されています。
そのほとんどが、不安を煽って、商売に結びつけるものです。
勿論、メリットもありますが、デメリットが非常に多く、
小さいうちからスマホに慣れていたほうがよいというのは偽善や詐欺そのものです。
TVや新聞などマスコミは政府によって情報統制されていますが、
今やYouTube、SNSは中国のハッカー集団によってコントロールされています。
情報量だけは増えましたが、決して、受け手に優しくありません。
政府や公的機関の情報も盲目的に信用してはいけません。
彼らが絶対的に正しいと言い切る場合はウソだと考えてください。
陰謀論とレッテル貼りするようなX(旧twitter)やニコニコ動画の情報に真実があります。
情報過多ではマインドレスになる
不安を煽る大量の情報に常にさらされていると、不安や強迫観念が生まれます。
もっと調べなきゃと探求して、
調べれば調べるほど、真偽が分からなくなり、
こころは不安定になります。
(コロナ禍で、不潔恐怖、不安恐怖症や摂食障害などが増加しました)
今までは、マスコミによるテレビの影響が大きかったですが、
現代は更に危機的です。
ネットやスマホでだまされ、
すぐに、被害や犯罪に直結します。
情報リテラシーのないこどもたちがターゲットになる危険生が高いです。
とくに、密室で長時間過ごし、テレビや雑誌、
ネットから流れる情報を受動的に、
繰り返し見続けていると、
強迫観念がエスカレートしやすくなります。
そして、こころの問題の原因になります。
マインドフルになるためには
まずは、デジタル情報をできるだけ遮断しましょう。
無意識とつながる呼吸法を毎日やります。
決して、難しくはありません。昔のように、自然とふれあうこと
昔のこどもたちが毎日お経を読んでいたように
ゆっくりとした呼吸に専念すればよいのです。
当院でお勧めする呼吸法を毎日少しずつ、筋トレのように継続しましょう。
心身症、自律神経失調などに有効であるばかりか、免疫力が強化されます。

あいデンタルメディカルクリニック高橋一浩