あいデンタルメディカルクリニック コラム

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インフルエンザはのどで分かる!

追記:2025/01/24

インフルエンザワクチンは

 副反応の少ないとされるスプリットワクチンであり

 自然免疫の活性化がほとんど見られず、感染予防効果はありません。

 理由:鼻腔の分泌型IgA抗体を上昇させないため

 日耳鼻124: 987―997,2021

 成人のインフルエンザウイルス特異的鼻腔分泌型IgA 抗体価と血清IgG抗体価の保有状況とワクチン接種による影響

 

自然免疫を活性化させるため、インフル罹患歴のないこどもでは

現時点では、鼻スプレータイプはまだましと考えます。

 

分泌型IgA抗体を上昇させるには

 やはり、生物の発生学的に、免疫系の司令塔は、腸管免疫機構ですので、

 そこに刺激を入れましょう。

咀嚼して口から唾液を分泌させた上で

水溶性食物繊維や補剤の漢方(アラビノガラクタンやペクチンなど植物多糖)を摂取しましょう

その他には、酪酸、ラクトフェリンなどがあります。

 

追記 2024/12/27

このブログ記事は非常にアクセスされていますので

更新しますね。

 

 

COVID-19コロナ感染症も3年が経ち、

今まで通りの、単なるのど風邪になりました。

咽頭痛はありますが、

インフルエンザよりも軽いと言われる方が多く

5類扱いでしかるべきと思います。

(これからの問題は、DNA汚染された

 危険なmRNAワクチン後遺症でしょう。

 このワクチンを打つ人は、

 世界ではごく少数になってきましたが・・・)

 

その一方で、

今は、インフルエンザが流行しています。

 抗原検査を希望される方が多いですが、

 発熱後数時間では検査陰性になります。

 しかし、実は、

 のどを見るとインフルエンザウイルス感染かどうか分かります。

 インフルエンザは、

 咽頭のリンパ濾胞が急速に発達し、

 赤く腫れるので、小さなイクラのような斑点状に見えます。

 コロナの場合は、咽頭が夕焼けのように真っ赤に見えます

 

毎日何十人もの喉の所見を見ていると、

これはインフルエンザ、これはコロナ、これは溶連菌感染、

とだんだんわかってきます。

(麻疹、風疹、水痘を普通に、

 マスクもせずに診察していた我々小児科医は

 アデノウイルスとかコクサッキーウイルスの咽頭所見も目で見て、大体、分かります。

  突発性発疹も解熱前に診断できることもありますよ)

AIのように、咽頭所見を学習(ディープラーニング)することで、高精度な診断が可能になります

 検査する前から、咽頭所見で大体見当がつくので、

 インフルエンザとコロナの同時検査キットの使用頻度は減って、

 最近はコロナ用、あるいはインフルエンザ用の単体のキットを使うことが多くなってきました。

(値段も安いですから、患者さんにもメリットがあります)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/72/1/72_11/_pdf

あいデンタルメディカルクリニック高橋一浩