あいデンタルメディカルクリニック コラム

高橋院長おすすめ健康増進法

Google効果、デジタル性健忘症

― 1日1時間以上スマホをいじっていませんか? ―

決して、デマではありませんよ!

ちょっと昔には、スマホは時間泥棒といわれていましたが

単なる暇つぶしではなく、何と! おバカになるというデータが出てきています。

麻薬やギャンブルと同じで依存性があり、やめられなくなることも関係しています。

 

1時間以上のスマホ等の使用は、学力に悪影響を与えることが明らかになりました。

1時間未満であれば偏差値は50以上ですが、

 1時間以上使用している学生は、時間が長くなるにつれ偏差値が下がります。

 1日3時間以上、スマホ等をしている学生は、いくら勉強時間を長くしても、

 成績が平均未満とのデータがあるんです。

 

発達障害のお子さんにスマホでよい子にさせて、勉強させようなんて考えていませんか?

スマホをいじりながら3時間勉強したとしても、

実質30分勉強した程度の学習効果しかないらしいです。

いかがでしょう?

さらに、LINE等のインスタントメッセージも子供の学力をかなり低下させることがわかっています。

これは、ながら勉強ではなく、机の上にスマホがあるだけで起こるらしい。

All in oneの弊害です

 

「グーグル効果」とか「デジテル性健忘」と言われる現象

インターネットのサーチエンジンを利用してオンライン検索で容易に得た情報は忘れやすいです。

 人の脳は本来、楽をさせると働かず、負荷をかけると働くようになっています。

 スマホやタブレットによる勉強は便利ですが、

 脳の発達からみると怖い側面があります。

 自分自身は、大人になってからだけど

 20年以上、ググっています。

 相当ダメージきているだろうなぁ・・・ 

 特に、これからは、AIの利用で、

 更に、人間の大脳皮質は退化していくのでしょう。

 その分、不安が小さくなっていくのであれば、

 まだ、救われるのですが・・・

 

やはり、勉強するときには、スマホの電源は切り、

目に入らないところにしまうということを徹底する必要があるようです。

 

         あいデンタルメディカルクリニック 院長 高橋一浩