あいデンタルメディカルクリニック コラム

母と子の漢方

発達障害予防は母と子の腸活から-腸活は内なるSDGs-

東洋医学(中医学)では

 エネルギー(気、血)を生み出す

 消化管(脾、口から胃腸)の働きを大切にします。

 つまり、食養生を重要視します

飽食と言われて久しいですが

 実は、現代日本では、

 現代型栄養失調、世界一の食品添加物・農薬大国問題が危機的状況です。

 ~傀儡自民党政権が、食料自給率をさげ、輸入依存度を上げる

  国民の命を削る政策ばかり推し進めています!~

肥満、糖尿病、生活習慣病以外に

 がん、自己免疫疾患、アレルギー、自閉症、精神疾患といった現代病は

 多くは、西欧化して乱れた食生活が関与しています

(なぜ、言い切れるか!?

 ヒトが病気になれば、

 薬物が売れて外国のメガファーマが儲かる

 コロナ・ワクチン利権と同じ仕組みだからです)

 

我々日本人は、

 現代の食に危機感をもたなければいけません。

 ヒトの体も心も、

 そして、共生してくれる腸内細菌も

 我々が食べるものに依存しています。

SDGsを声高に謳うのであれば、

内なる環境である腸内環境にも注目すべきですね。

 

当院では、

心身の健康のためには、

薬ではなく

自身の腸内環境を整えることが必要だと考え、

可能な限り、腸活のお話をさせて頂いています。

 

高々、10数年前に

 腸内細菌を

 培養せずに

 ゲノム(遺伝子)解析できるようになりました。

そして、明らかになってきたのは

 その腸内細菌がヒトの健康や病気、

 更には、メンタルに多大な影響を与えているという真実です。

これを微生物-腸-脳軸と呼びます。

   Bonham KS, et al. 

   Gut-resident microorganisms and their genes are associated with cognition and neuroanatomy in children. 

   Sci Adv. 2023;9(51):eadi0497. 

 

微生物が生み出す物質(代謝産物)には、

 ビタミン以外にも、ヒトにも影響する(生理活性物質)ものがあります。 

 短鎖脂肪酸

  食物繊維の嫌気性発酵(大腸)によって産生され、

  免疫系の調節や脳機能との直接的な関連性が指摘されています。

  B. Dalile, et al.

  The role of short-chain fatty acids in microbiota-gut-brain communication. 

  Nat. Rev. Gastroenterol. Hepatol.16, 461–478 (2019).

 

 グルタミン酸は、

  神経活性を持ち、認知能力と関連します。

  こどもの脳において、神経可塑性と学習を制御します

そして、実際、自閉症児の腸内細菌叢は、健常児とは異なっています!!

その一方で、

現代日本人が世界一摂取させられている

人工の食品添加物は、ADHDなど発達障害や心身症と関連が疑われています

  ペプシ・コーラ、コカ・コーラなど人工着色料

  人工甘味料アスパルテームを製造しているモンサント、

  グルタミン酸1ナトリウム(MSG)の味の素

 

発達障害予防のための腸活には

 正常細菌叢をめざすと共に、

 不要で有害な薬物(抗生剤、食品添加物など)の摂取を減らす

リスク軽減をしなければなりません。

 

薬を足すばかりではなく、

食習慣を変えて、リスクを軽減しましょう。

お気軽にご相談ください。

 

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