あいデンタルメディカルクリニック コラム

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ピーナッツはナッツではない!院長のアンチエイジング② 

ピーナッツはナッツではなく”ピー”

過剰摂取は動脈硬化のリスクになります

 

当院は“健康志向”のクリニックです。

高度な西洋医学に通じている自負がありますが、

漢方薬、栄養学、心理学、呼吸法などの自律訓練など

あの手この手で診療しています。

自分自身も健康・アンチエイジングには自負がありました!?

おやつはナッツで十分で、

糖尿病の指数であるHbA1cは5.0前後です。

 

ここ1年ほど物価高騰のため、

ナッツ(アーモンド・くるみ)ではなく

ピーナッツを毎日食していました。

今回、動脈硬化指数のEPA/AA比を測ってみると

何と、欧米人と同じ、0.12でした!!

(因みに、和食中心の本来の日本人なら0.6程度のはず)

 

盲点でした。

ピーナッツにはアーモンドと同等の脂質が含まれていて

ピーナッツ1gの半分は脂質です(0.47g)。

コレステロールは含まれませんが、くるみと違いオメガ3脂質は含まれません。

さしみや焼き魚、煮魚が多い食生活をしていたのに

これではいけませんね。

 

まずは、1日のピーナッツ摂取量をひとつかみ(30g)に減らしました。

一応、EPA/DHA製剤を開始します。

これで、2,3ヶ月後にはEPA/AA比は改善して

理想の日本人に戻っていることでしょう。

動脈硬化のリスク軽減、赤血球のレオロジー改善、

細胞膜の流動性向上、アレルギー予防などメリットが得られます。

健康食品も食べ過ぎたら害になります(過信しないでくださいね)