あいデンタルメディカルクリニック コラム

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熊の出没に思う ― メガソーラーには雑草が生えていない!―

熊の出没に思う

― メガソーラーには雑草が生えていない!―

近年、全国各地で熊の出没や人的被害が急増している。
オールドメディア(テレビ、新聞)は「どんぐりが不作だから」「温暖化の影響で」など、
一見わかりやすい“自然原因”が強調される。
しかし、現代の情報リテラシーの観点からすれば、
オールドメディアが単純因果を繰り返すときこそ、

構造的な背景に目を向けるべきだろう。

1. メガソーラー施設と生態系の断絶

熊の出没地域の分布と、メガソーラー施設の立地が
地理的に重なっていることがSNS上でいわれている。

衛星画像を見ればわかる通り、周囲の森や草地は緑豊かでも、
メガソーラー敷地内は不自然なほど「緑がない」。

これは単に見た目の問題ではない。
ソーラーパネルに雑草が生えると発電効率が落ちるため、
広範囲に大量に除草剤が散布されている。
実際、国内の太陽光発電施設では、安価で即効性のある
グリホサート(ラウンドアップ)系除草剤の使用が一般的とされる。

 

2. 除草剤による環境負荷の多層構造

グリホサート(ラウンドアップ)系除草剤は、

アメリカ・ヨーロッパでは
発がん性・生殖毒性・神経発達への影響の懸念から
使用制限や訴訟の対象となっている。
一方、日本では、使用量の上限規制はあるが
ホームセンターで個人購入が容易であり、
ソーラー業者による大量使用の実態は行政に把握されていない。

この構図には、いくつもの環境リスクが絡み合う。

3. 「どんぐり」ではなく、「エコの名を借りた生態系の分断」

熊が人里に出るのは、単に餌が不足したからではない。
元々、里山が野生動物の生息地と人里の緩衝地帯であった。
だが、そこがメガソーラーで除草され、
熊はさらに低地の人里まで下りざるを得なくなったのである。

 

4. 表層的報道の問題

オールドメディアが「温暖化」「どんぐり不作」だけを原因として報じるとき、
その背後で進む土地利用の変化や除草剤問題にはほとんど触れない。
これは、太陽光事業が“再エネ政策”として政治的保護を受けている利権構造とも無関係ではない。
太陽光パネルはほとんど中国製である。

つまり、環境問題を解決するはずの政策が、

親中議員の利権によって、別の形の環境破壊を生んでいるという逆説である。

 

5. 本質的な問い

熊が出没するようになったのは、
「熊が変わったから」ではなく、
人間社会が山の構造を変えてしまったからではないか。

目の前の利権に誘導され

自然の奥に入り込み、
除草剤で“エコという名の死地”をつくった。
これこそ、現代社会が生み出した“生態系の空白”である。

熊の出没地域とスマートシティー構想地域も重なっている

「スマート」な都市づくりを本気で考えるなら、
AIやIoTによるデータ管理だけでなく、生態系のスマート・デザインが不可欠である。

今、時代は、フランス革命前夜と同じ、自然にかえらないといけないと思う。