あいデンタルメディカルクリニック コラム

高橋院長おすすめ健康増進法

“ツルン”と“黄色い”バナナうんち

みなさん、毎日、快便していますか?

自律神経が整い、免疫力がしっかりしているというバロメーターが

毎日の排便とその習慣です!

“ツルン”の意味

 大腸のバリアである粘膜からの粘液産生がしっかりあるかどうか

 息まなくても“ツルン”とでる快便は、お尻を拭いても便がつきません!(粘液で包まれていますからね)

今注目の腸内細菌Akkermansia muciniphila(アッカーマンシア・ムシニフィラ)は、その名前が示すように、大腸の粘液バリアを維持します。水溶性食物繊維を食べてアッカーマンシアを育てましょう。

“黄色い”の意味

 便の色は、腸内に分泌される胆汁の色によって決まります。その胆汁の色は、腸の内容物のpHが酸性なら黄色、アルカリ性なら焦げ茶色 

 になります。黄色い便(黄金色!)であれば、便は酸性であり、酸を産生する善玉菌が優勢だということです。

 水溶性食物繊維を食べて善玉菌(酪酸菌)を育てましょう。

“バナナうんち”

 適度な水分、適度な食物繊維があり、正常な蠕動運動(自律神経が整っている)ということ

 ストレスで蠕動運動が過剰になると通過時間が短くなり下痢便に、蠕動が断続的だとコロコロ便に。

 非水溶性食物繊維を食べて蠕動運動を促しましょう。

アッカーマンシア菌を増やしてメタボリック症候群や糖尿病を予防

水溶性食物繊維(大麦、ネバネバ系の納豆・山芋など)、オリゴ糖(玉ねぎ・ごぼうなど)、

  ( 手軽に手に入るOrganic Pure Oats(日本食品)は、フィンランド産のためグリホサートのリスクはないです)

ポリフェノール(ブルーベリー・大豆など)などを摂ることが有効

高脂肪食は控えめにしましょう

 

(福田一典先生のご厚意により転載)

 

あいデンタルメディカルクリニック 高橋一浩